USB TYPEについて

2023年6月19日SE雑記WINDOWS

USBについて問い合わせが多い

USBのタイプについて知らないことが多い

システム部門へのお問い合わせの中で、よく「USBで充電できない」というご相談があります。その中には、各部署でUSBケーブルを紛失してしまい、代わりに部署で購入したUSBケーブルが使用できないという話が多くあります。

usb type-c

ちなみに家でもUSBケーブルを買ったことあると思いますが、なぜ会社でケーブルを買うと間違いのか・・・ そもそもUSBケーブルを無くす社員が多いと想定して、システム部にUSBケーブルを10本以上の予備があるのにね。

USBって何?

USBは、「ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)」という規格の略称でございます。この規格は、コンピューターに周辺機器を接続するために利用されます。

USBの利便性

USBの便利性としては、互換性の高さが挙げられます。USB規格に対応した機器は、ほとんどのコンピューターやデバイスで使用することができます。また、プラグアンドプレイの機能により、新たな機器を接続する際にドライバーのインストールが簡単に行えます。

USBは、キーボードやマウス、プリンター、スキャナ、ハードディスクなど、さまざまな周辺機器の接続に使用されています。さらに、USBポートの増加や高速化など、新しい規格の導入により、データ転送の速度が向上し利便性が高まっています。

USBポートは、デバイスに電力を供給するための機能を備えており、様々な周辺機器がパソコンから直接的に電力を受け取ることが可能です。

この機能により、特に低消費電力のデバイスや携帯性の高いデバイスにとって大きなメリットがあります。例えば、スマートフォンやタブレット、Bluetoothイヤホンなど、USBポートに接続することで充電を行うことができます。

ノートパソコンには標準でUSBに対応している事が多い。最近はUSB TYPE-Cでの充電可能なノートパソコンも多くなってきました。

USBの規格

USBケーブルは主に4種類


USB Type-A(2.0)(パソコン側に接続されることが多い)
USB Type-B(2.0)(プリンターなどパソコンに接続する「周辺機器」など)
mini USB Type-B(デジカメなど、比較的小型の機器など)
    Micro USB Type-B(2.0)(Androidスマートフォンや、タブレットなど)
    Micro USB Type-B(3.0)(ポータブルHDDや外付けDVDドライブなど)
USB Type-C(AndroidスマートフォンやノートPC)
Lightning( iPhone や iPad などApple製品)

Lightning

上記がケーブルはAppleが開発した「Lightning」という規格です。厳密にはUSB規格ではありませんが、 iPhone や iPad 、 AirPods などをパソコンや充電器に接続するために使われています。Apple製品のユーザーなら、毎日のように使っているかもしれませんね。形状は非常に薄型で、Type-Cのように上下の向きを気にせず挿すことができます。

USB TYPE-Aの見分け方

USB 機器は、端子の色(絶縁体部分のプラスチックの色)でUSB 2.0 とUSB 3.0を見分けることができるようになっています。

USB 2.0 は黒または白、USB 3.0 は青です。

USB TYPE-Aのデータ転送速度について

前述したように「USB 2.0」の転送速度 理論値が480Mbps、「USB 3.0」の転送速度 理論値が5Gbps (5,000Mbps)となっている。機器も「USB3.0」対応ならば「USB2.0」でも動作しますが、「USB2.0」対応と書いてある機器では、「USB3.0」では動作しない機器もあります。