サーバー EOSL

2023年2月15日ライフ,IT雑記

今流行のEOSL(End of Service Life)の略で、メーカーによるサポート/サービスの提供が終了することや、その期限のことです。メーカーの保守期間が切れたサーバーをどうしても運用しなければならなくなったらどうしたらいいか? 保守のないサーバーを抱えて、サーバーを運用する勇気と、いつ壊れるかと言う不安とも戦わなくてはいけません。気の小さい人なら鬱になっているかもしれません。

そこでシェアード・ソリューション・サービスはEOSL製品の延命対策に向けたサービスを提供と言われるもので、メーカー保守が終わった保守在庫や中古品を買いそろえて部品を確保しているというメーカーです。サポートマニアルもそろっている為に、ある程度の修理もできますね。

EOSL をしてくれるメーカーまで言いませんが、ある程度のコネが出来るまでになりました。取引先のシステム部から不景気で「予算が下りない」、「サーバーに運用予定のシステムが完成していない」等の理由により、メーカー5年保守が終わったサーバーを使う事になる。予算が下りなくてEOSL でだましだまし運用していても、古いサーバーで障害が起きたら責任はシステム部と保守しているソフトウェア会社になる。僕の知っている限り、予算を却下した上層部やシステム管理者以外の人には何のお咎めがあったためしがない。現場が何とするものと思っているのか・・・
基幹システムやネットワークが毎日問題なく使えている事が、システム管理者の評価対象になる事を祈る!

保守契約に「ベストエフォート」と言う項目があったら要注意です。
「ベストエフォート」 (英語: best effort、最善努力)とは、可能な限りの努力をすることを指している為、逆に言えば2・3日かかろうが努力してさえすればいいと言う話です。毎日、安定運用を求め数秒止まったら社内で大騒ぎになるサーバーの保守には全然向きません。 「ベストエフォート」 で契約書している取引先もあるので、見積書はきちんと読みましょう。