TCOについて

2023年6月26日SE雑記

システム会社のSEは何でも屋で、要件定義して見積もりまで作成しなければいけない関係で、幅広い知識が必要になります。

営業は「難しい事はわからない」で、見積もりの清書だけが仕事で、1度やったらやめられない仕事になります。

結局サーバーなど管理部システム課の管轄になりますが日本企業の体質、3年に1回ぐらい移動させるから専門家が育たない。
調子のいい営業が「TOC削減には、クラウドはもっとも有効な手段です」と説きます。

説明
(Total Cost of Ownership) とは「総保有コスト」のことである設備などの資産に関する、購入から廃棄までに必要な時間と支出の総計

データーベースサーバーを検討(ハード機器だけ)
AWSのサーバーが、平均的なスペックで月額5万
初期費用 サーバー1台 100万 保守費用月3千円

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概算ですが5年初期・保守費用

クラウド   初期費用   0円  保守費用 300万円
サーバー1台 初期費用 100万円 保守費用    18万円
クラウド            5年合計 300万円
サーバー1台   5年合計   118万円

※個人的な意見ですが、サーバーが10台維持用になると クラウドのメンテナンス性にかなわなくなると思います。 

中小企業でサーバー 2・3台の運用なら社内でも十分だし、売り上げが大きくなり必要サーバーが多くなればクラウドもいいと思います。

システム管理者・また管理部の上層部 勉強しないと高い余計な機器が導入されることになりますよ。